代表的なトレンド系テクニカル指標の
ボリンジャーバンドですが、
適切な期間や設定方法や
正しい使い方を知らない人も多いと思います(=゚ω゚)ノ
スクイーズやエクスパンションも非常に大事ですが、
他にも重要な要素を含んだ奥の深い指標です♪
ということで今回はボリンジャーバンドについて学んでいきましょう!
ボリンジャーバンドとは?計算式や仕組みを知ろう!
まずボリンジャーバンド(Bollinger Bands)ですが、
アメリカの投資家であるジョン・A・ボリンジャーが考案した
トレンド系テクニカル指標です(=゚ω゚)ノ
ボリンジャーさん実はかなりの親日派です(笑)
このボリンジャーバンドですが、
重要な3つの要素が含まれています(=゚ω゚)ノ
1.移動平均線
ボリンジャーバンドのセンターバンドは
単純移動平均線から構成されています(=゚ω゚)ノ
移動平均線参考記事はコチラ↓
移動平均線と価格の関係は?正しい使い方を学ぼう!
このセンターバンドは20期間の移動平均線が初期設定となってます。
そのセンターバンドに20期間の終値から計算した標準偏差(σ:シグマ)の値を元に、
上部バンドと下部バンドとして利用しているのがボリンジャーバンドです。
【標準偏差(σ:シグマ)計算式】
【ボリンジャーバンド構成】
ということで移動平均線がベースになってます(=゚ω゚)ノ
2.ストキャスティクス
どこにストキャスティクスの要素があるの?
と思う方もいらっしゃるかと思いますので
簡単に解説していきます!
【ストキャスティクス計算式】
【ボリンジャーバンド%b計算式】
%bは、現在の価格がボリンジャーバンドの
どの水準に位置しているかを表しています。
上部バンド(1σや2σ)に位置しているときは1.0
センターバンドに位置しているときは0.5
下部バンド(-1σや-2σ)に位置しているときは0となります(=゚ω゚)ノ
2つの計算式を比較すると
どちらも現在の価格がどの水準にいるのかを表しており
ボリンジャーバンドもストキャスティクス同様に
売られ過ぎや買われ過ぎを判断することが出来ます(=゚ω゚)ノ
3.標準偏差
ボリンジャーバンドにおける標準偏差は
過去N期間における標準偏差を求めているので、
厳密に言えば正規分布ではありません。
通常の正規分布であれば
1σ内に68.26%、2σ内に95.44%、3σ内に99.74%の確率で収まるのですが、
最新の価格を基準に過去N期間の標準偏差を計算するため
分布の基準が変化することでバンドウォークが起こるんですね(=゚ω゚)ノ
また過去の数値が大きくなればなるほど、正規分布の幅が大きくなります。
標準偏差をバンドの上限と下限に表すことで
ボラティリティ(値幅)の大きさを判断することが出来ます。
ボリンジャーバンドは見た目はシンプルですが、
移動平均線でトレンドの方向性や売買の強さ、
%bで価格の売られ過ぎ買われ過ぎの判断、
標準偏差で価格の値幅を知ることが出来る
とっても優れたトレンド系指標です(=゚ω゚)ノ
ということで今回はボリンジャーバンドについて解説しました。
本当に奥の深い指標なので説明することが多いです(笑)
次回はボリンジャーバンドの適切な期間や
正しい使い方について解説していきます(=゚ω゚)ノ