トレンドラインを学ぶ際にもう一つ重要になるラインとして
覚えておきたいのがチャネルラインです。
チャネルラインはトレンドの勢いや加速度を見ることができる
重要なラインになります。
チャネルラインの引き方やトレンドの勢いを見る方法を
しっかりと覚えていきましょう!
ということで今回はチャネルラインについて学んでいきましょう!
チャネルラインとは?
チャネルラインとはトレンドラインを元に
平行に引けるラインのことを言います。
実際のチャートで見てみましょう!
赤で引いたトレンドラインを基準として、
平行に引いた黄色のラインがチャネルラインです。
面白いくらい赤と黄色のラインの中で動いてますよね!
トレンドラインは上昇トレンドの場合、
サポートライン(支持線)として機能します。
下降トレンドの場合は逆で、
レジスタンスライン(抵抗線)として機能します。
逆にチャネルラインは上昇トレンドの場合、レジスタンスライン(抵抗線)として機能し、
下降トレンドの場合では逆に、サポートライン(支持線)として機能するラインになります。
まぁトレンドラインを基準に反対側になるので当たり前といえば当たり前ですね^^;
チャネルラインの引き方は?
トレンドラインは上昇トレンドの場合、
新しい高値を作った安値同士を結んで引きます。
それに対してチャネルラインの引き方は、
先程のチャートを見てもらうとわかると思いますが、
トレンドラインと平行のラインを直前の高値に引く形となります。
こちらも実際のチャートで見てみましょう!
ラインを引く際は基準をきちんと決めておかないと
その都度ラインの意味合いが変わってきますので
きちんとルール通りに引けるようになるまで練習していきましょう!
チャネルラインを引くと相場の勢いがわかる?
チャネルラインを引くメリットの一つに、
相場の勢いを視覚的に見ることができることが挙げられます。
こちらも実際のチャートで見てみましょう!
ピンクの高値ラインを超え安値と高値を切り上げたので
トレンドライン(赤)が引けます。
次にトレンドラインと平行に直近の高値を基準として
チャネルライン(黄色)が引けます。
ここからがポイントです!
青い丸で囲った部分で価格がチャネルラインを上抜いてます。
これは上昇の力が強くなったことを表しています。
前述のとおりチャネルラインは抵抗線や支持線として機能します。つまり、『ラインを抜ける=ラインブレイク』となり勢いが増します。
逆にチャネルラインを超えないケースを見てみましょう。
チャネルラインまで価格が到達せずに、
赤いトレンドラインを価格が下抜けてます。
これも同様にラインブレイクとなり
下降の勢いが増しているのがわかると思います。
チャネルラインに到達しない場合、
価格の勢いが弱くなっている可能性を疑うことで
エントリーを避けて無駄な負けを減らすことができます。
このようにチャネルラインを引くことで
相場の勢いを視覚的に見ることが可能になります。
チャネルラインもトレンドラインと同様に先行指標ですので、
どんどんトレードに活用していきましょう!
ということで今回はチャネルラインについて勉強してきました。
支持線や抵抗線としての機能や相場の勢いがわかる優れものですので、
過去チャートなどでラインを引いて身に着けていきましょう!!