マルチタイムフレーム(MTF)分析とダウ理論を合わせると、
長期足での押し目や戻りを
短期足で見抜くことができるようになります。
今回はトレンドラインを使った長期足での押し目や戻りを
短期足で見抜く方法について勉強していきましょう!
長期足での押し目や戻りを短期足で見抜く方法とは?
これまでにダウ理論を始め、ラインの引き方やMTF分析など
相場環境を認識する方法について勉強してきましたが、
実際のトレードでどのように活用するのかが重要になってきます。
知識(インプット)をつけたら実践(アウトプット)が大事ですよ(=゚ω゚)ノ
ということで実際のチャートを使って学んでいきましょう!
長期足のトレンドをダウ理論でチェック
まずは長期足の相場環境をダウ理論でしっかりチェックします。
【EUR/USD:4時間足】
現在の相場環境は4時間足で見ると、
上昇トレンドのトレンドライン(赤斜線)から引ける
目線転換ライン(青水平線)を下抜けて上昇トレンドが終わり、
下降トレンドに切り替わっているのがわかります。
長期足の相場環境をチェックした後は
短期足に切り替えて見て行きます。
短期足を選ぶときは先程チェックした長期足の
4分の1~6分の1を目安にすると良いかと思います。
それでは具体的に短期足を見ながら
押し目&戻りのポイントを見ていきましょう!
短期足で長期足の押し目や戻りを見抜くポイントとは?
続いて短期足のチャートでも長期足同様、
相場環境をチェックしていきます。
【EUR/USD:30分足】
4時間足の上昇トレンド部分を拡大してみました。
見やすくするためにチャートを縮小してます。
先程引いた上昇トレンドライン(赤斜線)と
目線転換ライン(青水平線)はそのままです。
大きくみると4時間足のトレンドと同じで上昇トレンドを描いていますね。
それでは順番に見ていきましょう!
1.長期足と逆のトレンドラインが引けるポイントを探す
2.短期足でトレンドラインを引く
3.短期足で引いたトレンドラインから引ける
目線転換ラインを抜けるポイントを探す
これだけです(笑)
長期足と逆のトレンドが発生しているポイントを
短期足で探すことが最も重要です。
また、短期足で引いたトレンドラインを抜けたポイントを
押し目&戻りポイントとしても見ることは出来ますが、
30分足で目線転換ラインをしっかり超えてからエントリーをした方が
ダマシに遭う可能性が低くなります。
さらに慎重にエントリーしたい場合は、
目線転換ポイントで再度反発するのを待ってもいいと思います。
ただしそのまま行ってしまうケースも多いですので
チャンスは減るかもしれません^^;
今回のチャートでは30分足の下降トレンドが短いですが、
実際のチャートでは長いトレンドのケースも多いので
実際のチャートで検証&分析を行ってみてくださいね^^
また下降トレンド中は逆の考えになりますので
合わせてチェックしてみてください。
ということで今回はMTF分析とダウ理論を使って
長期足の押し目や戻りを見抜く方法について解説してきました。
しっかりマスターすれば大きな利益につながるポイントですので
検証と分析をしてマスターしていきましょう(=゚ω゚)ノ